前回「ランタイムについて」と投稿した者です。あれから休日や年末年始を利用してLast Planet「空の勇者と赤い大地」「鉄の魔王と青い結晶」をそれぞれ2周ずつ遊びました。後者の方についてストーリー中疑問に思ったことがあった為もう一度投稿しました。以下、ストーリーについてガッツリネタバレあります。
1.大工場爆破の後、グレッグとジェームズは登場しませんが、彼らは爆発に巻き込まれたのでしょうか? ブラッドはその後も登場したので彼らは惑星間ワープなどで逃げててもおかしくないと思ってました。
2.ガリーの寒冷化は「人間を殺すことなくロボット化を受け入れさせる」というカーロスの目論見でした。しかし、ブラッドは終盤に戦艦に乗り込んで「攻め手を手に入れた」と発言していました。ブラッドの行動はカーロスの目論見と矛盾してしまうと思うのですが。
3.終盤「移住完了スイッチ」があったはずですが、そのプログラムをルシアは書き換えようとしたという発言がありました。彼女はおそらく地球人と思うのですが、これは裏切り行為ではないでしょうか? ラトゥについては主人公達と冒険して絆されたという見方もできるのですが。
4.最後にカーロスは肉体を手に入れたように見えたのですが、これはラスボスの体に彼の精神が入った結果でしょうか? 「胸の奥底でごめんと泣いてる」という発言があったような気がします。
5.質問ではありませんが、少し気になったことがあります。カーロスに挑んでしまうと後戻りできなくなるという仕様があります。「前作」と同じように挑んだら、交換していない起爆草や結晶が無駄になったり、収集要素も回収できなくなってしまいました。ストーリーの都合上仕方なかったとは思いますし、難易度もそこまで高くないので収集要素に拘る必要もないのですが、ちょっとモヤッとしてしまいました。ただ、終盤の怒涛の展開に興奮してそのままの勢いで2周目に入ってしまいました。
記憶が曖昧なので細かいところが違っていたり、自分の認識が間違っているかもしれませんが、上記のことが気になりました。
Re: ストーリーについての疑問(ネタバレ注意)
- マックス
- 2025/01/05 (Sun) 14:45:43
ご質問ありがとうございます。作中で描かれていない内容については、プレイヤーの皆さんのご想像にお任せしたいと思っていますが、できる範囲でお答えさせていただきます。
1.カーロスとブラッドが敗北した時点で、世界に影響を与える程の大きな残党は残っていないと考えています。部下達がどのような最期を遂げたかは直接描写していませんが、戦闘後すぐ工場が破壊されたことで、修理などの活動を行うことができなかった、とも考えられます。
2.クリプトメリアに対する恨みや脅威感などの感情に近い思考が、理性として計画された征服の方向性と矛盾を起こしていたのではないでしょうか。両者にとってクリプトメリアだけは特別に敵視する存在だったように思います。
3.ルシアの発言の通り、行為は独断で行われた裏切りだと思います。計画について全ての関係者が一枚岩になっていたわけではなかったのではないでしょうか。彼女の内面について触れる場面は確かに少なかったので、行為を起こした理由について疑問を感じたのは当然かもしれません。
4.お考えの通りで問題ないと思います。肉体と精神という概念の解釈については、様々な考え方があると思いますが。
5.後戻りできないことを、表記しておいた方がよかったですね。次回の更新で修正させていただきます。
いろいろと判然としなかった部分も多いと思いますが、ストーリーや世界観について興味をもってくれて嬉しく思います。スケールが大きく、描き切れなかった部分も多いと思うのですが、各々の考察の余地として楽しんでもらえたら嬉しいです。
長編作品ということで、たくさんの貴重な時間を使っていただいたと思います。最後まで遊んでくださり、ありがとうございました!